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  • 足を痛めました
    生後2か月弱の女の子です。チワワとポメラニアンのミックスです。高さで言うと膝くらいの高さから誤ってずり落ちてしまったようです。右の手を挙げてしまっています。かばって歩いています(跛行)。膝の高さとは言え、体重400gのこの子にとっては結構な高さとなります。この子のレントゲン写真です。左の写真は左前の手、右の写真は右前の手の写真です。跛行は右前の手ですが、必ず健康なほうも撮ります。それは最高の比較対照物で...
  • 目を腫らしていました(眼瞼炎)
    5歳1カ月、トイ・プードルの男の子です。今日は検診に来られました。1か月ほど前の写真です。左目です。まぶたが上下とも腫れています。激しいかゆみがあるために、かき壊した傷もあります。同じく右目のまぶたも腫れております。短時間で腫れたようです。眼球自体に異常はありません。かゆくて目をこすってしまう子は眼球表面を傷つけてしまうこともあるのでよかったです。この様に両目まぶたが同時に腫れて、かゆみを伴う時は何...
  • 新たな医療設備
    ICUを新しいものにいたしました。それにあわせて酸素濃縮器も購入いたしました。どんなものでしょうか?開業以来ずっと使っていたICUです。9歳4カ月の女の子の猫が入っております。今年の8月の症例です。重度の肺炎で、呼吸困難で来られました。浅くて速い呼吸をしておりました。肺の炎症により肺の機能が低下し、酸素が足らなくなり、それを補おうとして呼吸が速くなってしまったのです。ICUの入院室に入れることにより大気中の酸...
  • ペットホテルの強者たち
    ファミリー動物病院では、ペットホテルも行っております。動物病院ということもあり、健康上問題があった場合や、もともと持病があればなおのこと対処していただけるということで利用される方が多いです。健康、もしくは飼い主様が健康だと思っている子たちを預かるわけなので特に気を遣います。3歳8カ月のミニチュアダックス、男の子です。今日でホテル3日目ですが相変わらずの快食、快便でございます。よく利用していただいてい...
  • 良い結果が返ってきました
    ちょうど1週間前の症例です。切除した組織をホルマリンに漬けて、病理組織検査に出した結果が返ってまいりました。病理組織検査医は、その組織をまず包埋いたします。簡単に言うとロウソクみたいな材質の物に組織を埋め込み、顕微鏡で観察できるように薄く切っていくのです。実際顕微鏡で20倍の大きさで見た写真です。さらに200倍で拡大した写真です。細胞がとても良く見えます。こうやって、細胞を見ることで癌かどうかを診断する...
  • オーバーショットって何?
    5歳2カ月、キャバリアの男の子です。将来的な病気の予防のために去勢手術を受けに行きましたが、今日も他にやるべき処置があるようです。いつものように術前検査で問題が無かったので麻酔をかけ、麻酔モニターを設置してスタートです。去勢手術と並行してスタートです。まず皮膚に血腫ができておりました。左側に乳頭が写っておりますが、乳頭自体や副乳頭ではありません。早速切除してあげました。ペニスの皮膚に皮膚炎がありまし...
  • 目と鼻はつながっています?
    1歳5カ月、トイプードルの女の子です。避妊手術に来られたのですが、今日も他に処置しなくてはいけないことがあります。術前検査で問題が無かったので麻酔をかけ、麻酔モニターを設置してスタートです。まず、乳歯遺残です。赤い矢印がそうです。右側にもありましたので全部で7本残っていました。歯石もすでに付着しております。緑色の矢印がそうです。また、乳歯によりできた歯間にゴミが詰まっております。黒い矢印がそうです。...
  • 鞭虫(べんちゅう)という名の寄生虫
    フィラリアという寄生虫がおります。蚊から感染する心臓に寄生する怖い虫です。現在では予防薬を与えることにより防ぐことができます。この予防薬、病院によって価格がまちまちです。なぜでしょう?4歳10カ月のジャック・ラッセル・テリア、男の子です。粘液便、血便をしたとのことです。よく散歩中に草を食べるそうです。持ってきた便をつぶしてみてみると、なるほど矢印のあたりに粘液、血液が混じってます。浮遊法という検便を...
  • 点滴にもいろいろあります
    点滴のイメージは、肘の内側の血管に針を入れ、ぽたぽたと点滴液を入れていく光景が思い浮かぶと思います。もちろん動物も静脈を確保して点滴を入れていく、いわゆる静脈点滴も可能です。利点も多いのですが、動物の場合難点もあります。動物はじっとしていてくれません。動き回って点滴のラインが絡まったり、針が外れてしまったり、咬んでしまったりと大変です。また、点滴の間入院しなくてはなりません。時としてこの入院が動物...
  • 小さいうちに大きくとる
    腫瘍外科では使い古された言葉です。逆に使ってはならない言葉に大きくなったらとりましょう、様子を見ましょうです。どこかにデキモノ(しこり)ができた時に、それが良性か悪性(癌)かは外見だけではわかりません。もし悪性だった場合にしばらく放置しておくことは転移の危険性を高めたり、手が施せないほど大きくなったりしてしまうことがあるからです。そこで検査となるわけですが針生検(FNA)が第一歩となることが多いです。これ...

プロフィール

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ファミリー動物病院(調布市)の診療日誌を時間が許す範囲でつけていこうと思います。https://www.familyah-sengawa.com/
これは日々当院に来院される患者さまにその設備などをお披露目する機会がなかなかないので症例を報告しながら見ていただけたらと思います。
症例報告に当たっては我々がどのような病気と日々奮闘してきたかもご覧いただき、参考にしていただけたらと思います。
症例報告なのでやや生々しい画像も含まれることがありますので見るに当たっては自己責任にてお願いします。

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