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  • 猫のリンパ腫は消化器型、多いですね
    10歳11か月のロシアンブルー、女の子です。もうすぐ誕生日です。食欲が落ちていたようです。お腹の中に硬いしこりがあります。腸閉塞は起こしてないようです。赤い矢印で囲まれた白い円形に写っているのがしこりです。超音波検査の写真です。赤い丸で囲まれている部分がしこりです。いつものようにFNA検査(針による生検)を行いました。残念ながら悪性リンパ腫でした。外科の予定でしたが、黄疸がでています。矢印の部分が血漿です...
  • フィラリアの血液検査でわかること
    14歳6カ月の柴犬、男の子です。今日はフィラリア予防薬の投薬前血液検査に来られました。フィラリア予防薬は6月から開始なので、その前に去年の予防がうまくいっているか確認が必要です。ファミリー動物病院の患者さまは、毎年フィラリア予防薬を与える前に去年の予防がうまくいっているか、きちんと検査いたします。フィラリアの寄生の確認は当然のことながら、せっかく血液を採取いたしますので、健康状態もチェックいたします。...
  • 結膜が癒着(ゆちゃく)しています
    1歳に満たない男の子です。今日の手術後の写真です。今日は去勢手術に来たのですがそれ以外の病気も見つかりました。手術前の血液検査で特に異常はありませんでした。他にも猫ちゃんを飼っていらっしゃるので、新しく猫を増やす時は猫エイズや猫白血病の検査もしておく必要があります。感染していないようです。よかったですね。去勢手術は順調に終えたところで、右目の処置です。どうも右目の周りの毛が汚れていて、慢性の眼疾患...
  • また咬まれちゃいました
    3歳8カ月の女の子です。先日手術をした子です。今日は抜糸に来たのでしょうか?なるほど、傷はすっかりよいですね。ちょっぴり太めの女の子なので、どうやらお尻まで口が届かず、エリザベスカラーはつけなくて済んだようです。早速抜糸しました。抜糸はもちろん麻酔なしでその場ですぐにできます。毛が生えそろえば元通りですね。治ってよかったね。ん?またケンカしたんですって。背中に歯型が。少し腫れて膿がでています。今回は...
  • 猫のリンパ腫
    13歳9カ月の女の子です。今日は抗がん剤注射の第2週目です。最初の症状はここのところ食欲がないというだけでした。しかし体重を見ると10%落ちておりました。きちんとワクチンやノミの予防で来院される飼い主さんなので、その違いがすぐにわかりました。いつものように腹部の触診をしますと、おなかに大きなしこりがありました。猫は肥満でない限り触診でいろんな臓器に触れることができます。早速レントゲン写真を撮りますと、大...
  • ものもらいのその後
    6歳9カ月、トイプードルの男の子です。2か月ほど前にものもらいで来られました。ずいぶん大きくなってしまいましたね。炎症で赤くなってます。点眼薬ではよくはならないでしょう。デマル氏挟瞼器で腫瘍部を中心にまぶたを挟みます。外科用ハサミでU字に切除いたします。うまく切除できました。吸収糸で縫合して終わりです。このように腫瘍でない炎症でも点眼薬に反応しない場合は切除しておかないと大きくなって目に触れてしまい、...
  • 猫の口峡炎(こうきょうえん)
    年齢不詳のノラネコちゃん、男の子です。いつもきちんと世話していただいてる方がいるので、ここ6年間調子が悪い時は診察しております。今日はどうしたのでしょうか?食欲が落ちているようです。口腔内の様子です。舌と同じようなピンク色をした部分が正常粘膜の色で、赤い部分が炎症を起こしているところです。猫の口内炎の原因は歯周病や腫瘍以外はよくわかっておりません。ウィルスの関与がよくいわれておりますが、直接的な原...
  • 前立腺の過形成
    6歳4カ月、ミニチュア・ダックスの男の子です。先日ペニスより出血いたしました。血尿でしょうか?下腹部のレントゲン写真です。緑の矢印に囲まれているところが膀胱です。赤い矢印に囲まれているところが前立腺になります。通常レントゲン写真では前立腺がこのように写ることはありません。サイズが小さいからです。つまり前立腺肥大です。肥大するのは過形成(良性肥大)、癌、膿瘍(のうよう)、嚢胞(のうほう)などございますが、い...
  • フェレットには多いです
    5カ月のフェレット、男の子です。体重もまだ1kgありません。フェレットはイタチ科の動物で、とてもよく人になつきます。まだ子供で活発に動きますから写真は大変です。飼い主さんいわく、もっとかわゆいです。今日は体をかゆがるとのことでの来院です。耳の汚れも少し気になるようで、左耳にかき傷のようなものがありました。実際の耳垢の顕微鏡検査です。やはり耳ダニがいました。耳ダニは空気感染するわけではないので、購入時に...
  • 寝たきりだけど元気です
    12歳3ヶ月のウェルシュコーギー、男の子です。今日は床ずれ(褥瘡・じょくそう)で来られました。寝たきりになりますと、どうしても床に接触した面は、自分の体重(自重)により、血行不良によって皮膚が壊死してしまいます。寝返りをまめにしてあげたり、床をやわらかくしたり(理想はウォーターベッド)することで軽減することができます。       この子の頭部MRIの矢状断面写真です。左側が鼻の方...

プロフィール

familyanimalhospital

ファミリー動物病院(調布市)の診療日誌を時間が許す範囲でつけていこうと思います。https://www.familyah-sengawa.com/
これは日々当院に来院される患者さまにその設備などをお披露目する機会がなかなかないので症例を報告しながら見ていただけたらと思います。
症例報告に当たっては我々がどのような病気と日々奮闘してきたかもご覧いただき、参考にしていただけたらと思います。
症例報告なのでやや生々しい画像も含まれることがありますので見るに当たっては自己責任にてお願いします。

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