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  • 皮脂腺腫
    6歳9カ月のミニチュア・シュナウザー、女の子です。今日は避妊手術です。http://blogs.yahoo.co.jp/familyah/archive/2009/11/02 術前検査]を午前中に済ませ、問題無かったので手術となりました。写真はすでに左右の卵巣を摘出し、子宮を体外へけん引しているところです。ファミリー動物病院ではPKシステムという血管をパウチして止血する器械を導入しておりますので素早く体内に異物を残すことなく手術できます。子宮も難なくパウ...
  • シベリアンハスキーを捜しています
    直接お葉書をいただきました。詳しくはこちら。見つかるとよいですね。本日北川先生はお休みです。ファミリー動物病院は年中無休ですから通常通り診察を行っております。...
  • うんちがでました
    小腸を部分切除した子がついにウンチをしました。これで小腸が無事つながった事を確認できました。腸管を切除する手術をした後、始めてウンチが出てくれた時の喜びは何とも言えません!ドライフードも開始し、今日退院しました。お大事に。ファミリー動物病院...
  • 給餌を始めました
    おととい小腸切除をした子です。今日から給餌開始です。手術中に設置した経鼻(けいび)カテーテルを使います。上の動画が空白の方はこちらをクリック5kgの体重のある子ですが、これぐらいの大きさの猫だと8Fr(フレンチ)という太さの単位なのですが、割と太いサイズのものが設置できます。太いとより粘稠性(ねんちゅうせい・粘り気の事)が高くても注入することができます。液体に近い食事をこのチューブを使って胃まで入れてあげます...
  • まぶたの腫瘍
    ウェルシュ・コーギーです。左の眼のまぶたに大きな腫瘍があります。飼い主さんは腫瘍が小さいうちからとても気になっていて切除してあげたいとずっと考えていました。腫瘍が大きすぎて左目の視界はほとんど遮られております。左目の上まぶたの大きな腫瘍です。腫瘍の先は自潰(じかい)して出血しています。手術前のFNA(針による吸引細胞診)では目の結膜という粘膜にまで侵入していることも含めてメラノーマ(悪性黒色腫)という診断...
  • 小腸の切除
    今日は先日小腸に腫瘍が見つかった子の手術を行いました。避妊手術の時のように皮膚、皮下織、腹壁の順番に切開して腹腔内にアプローチいたします。写真は腹壁を切開しているところです。小腸を順にチェックしながらたどっていくと、診断通り腫瘍が見つかりました。超音波検査の大きさとも合ってます。弾力のある硬さの腫瘍です。小腸の管内を圧迫して食事が通りにくくなっているようです。完全に閉塞していなかったので少しは食欲...
  • 丸刈り
    15歳の男の子です。体のあちこちに毛玉ができてしまっています。毛玉ができる子は基本的にグルーミングといって体の毛づくろいが苦手な子や、人によるブラッシングを嫌がる子に多くみられます。ブラッシングを嫌がる子なわけですから丸刈りはもっと大変です。無理に抑えつけてストレスをかけながら行うよりは、鎮静をかけることにより通常の半分以下の時間で丸刈りすることができます。毛を刈っているところです。毛がもつれてフェ...
  • 下血にはご用心
    13歳10カ月のラブラドール・レトリバー、男の子です。昨年3月より排便時に鮮血が付くとのことでした。下痢を伴う出血の場合、大腸性の下痢ならば犬ではよく見られます。しかし正常便での鮮血は年齢を考慮しても腫瘍を疑います。直腸検査と言って指を肛門から入れます。すると時計で言う12時方向にしこりがあります。そのしこりが自潰(じかい)しているようで運良く指で細胞を採取することができました。結果は大腸がん(腺癌)でした。...
  • 小腸の腫瘍
    今日は先日の猫ちゃんの超音波検査を行いました。小腸壁に腫瘍性変化を認めました。今回の慢性的な食欲不振の責任病変と考えられます。外科の症例と考えますが、本人の状態も含めてオーナー様と今後の治療方針を相談していきたいと思います。ファミリー動物病院...
  • 手術順調に終わってます!
    生後7カ月のトイ・プードル、女の子です。体重1.7kgの小さい子です。今日は避妊手術です。午前中に入院していただきました。術前検査で問題がなかったので、午後1時8分に麻酔を開始しました。気管挿管、麻酔モニター、点滴などを設置、毛刈り、消毒後午後1時19分にいよいよ手術開始です。皮膚にメスを入れていきます。皮下織を剥離します。次に腹壁を切開していよいよ腹腔内にアプローチします。左の卵巣を体外へけん引してきたとこ...

プロフィール

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ファミリー動物病院(調布市)の診療日誌を時間が許す範囲でつけていこうと思います。https://www.familyah-sengawa.com/
これは日々当院に来院される患者さまにその設備などをお披露目する機会がなかなかないので症例を報告しながら見ていただけたらと思います。
症例報告に当たっては我々がどのような病気と日々奮闘してきたかもご覧いただき、参考にしていただけたらと思います。
症例報告なのでやや生々しい画像も含まれることがありますので見るに当たっては自己責任にてお願いします。

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