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  • ついに大きなコブがとれました
    11歳1ヶ月のラブラドール、女の子です。先日肝臓の数値が高くて手術を延期しましたが、治療の結果正常に戻りましたので本日手術を行いました。のどに大きなコブがあります。だんだん大きくなっています。筋肉にも付着しており、出血しないように丁寧に摘出していきます。コブを皮膚ごと切除しました。大きな腫瘍ですね。重かったでしょう。埋没縫合にて術創を閉じました。他にも乳腺腫瘍、眼瞼腫瘍、歯石除去を同時に行いました。...
  • でべそはいや!
    生後6ヶ月のボーダー・コリー、男の子です。今日は将来の病気のため去勢手術に来られました。おへその部分が大きく膨らんでいます。臍(さい)ヘルニアです。でべそに見えますね。せっかくの全身麻酔ですから整復いたします。切皮し、ヘルニア内容物をつまんでヘルニア孔を確認しているところです。ヘルニア内容物はお腹の中からはみ出た脂肪組織だったので、切除しました。腹壁に孔が開いています。ここから腸が出てきてしまったら...
  • 犬の乳腺腫瘍
    10歳8ヶ月のパピヨン、女の子です。胸部右側の第2乳腺にしこり(白い円内)がありました。皮膚の腫瘍に次いで多い腫瘍です。50%は悪性なので小さいうちに切除するのが良いでしょう。水平方向、垂直方向の外科マージンも考えて、最近では円形に切除することも多くなりました。腫瘍だけではなく近接した健康な部分も摘出することでマージンを確保します。切除した腫瘍と乳腺です。日帰り手術となります。お大事に。ファミリー動物病院...
  • 回虫くんが出てきました
    昨日の猫ちゃん、検便で回虫卵が出たので虫下しを飲ませました。すると今日、早速回虫の成虫が薬にやられて肛門から出てきました。尾端がくるりと巻いているのがオスで、メスはオスよりもやや大きいです。寄生虫に栄養をとられていたのではいつまでたっても栄養不良が良くなりませんからよかったですね。ファミリー動物病院...
  • 猫のシラミ
    9月中旬生まれの女の子です。保護された猫ちゃんですが、伝染病で目やにがすごいですね。体を見ますと白いフケのようなものがいっぱい付いてます。黒い毛だからすぐに分かりますね。顕微鏡で確認したらやっぱりシラミでした。シラミはノミと違って宿主特異性が強いため、他の種類の動物、例えば人や犬などにはあまり感染しません。人には人のシラミが感染します。ノミもいっぱいいました。頭部がとがってるので猫ノミですね。ノミ...
  • 抗癌剤がんばりましょう
    9歳の男の子です。先日残念がら腫瘍が見つかってしまいました。積極的に外科を行う予定でした。胸部横向け(右ラテラル)のレントゲン写真です。肺野のいたるところに細かい結節状の白い影が見られます。転移があるようです。抗癌剤の投与で病気と闘うことにしました。生活の質が低下していないのでこの状況をなるべく長く保てるよう、治療していきます。お大事に。ファミリー動物病院...
  • 結膜の腫瘤
    12歳5ヶ月のシーズー、男の子です。ハンサムなお顔に戻ってお帰りになられるところです。先日よりも大きくなりましたね。割りと固い腫瘤です。粘膜は出血しやすいので切除しながら縫合していきます。もちろん全身麻酔なので本人は寝ております。腫瘤を摘出しました。ただし、腫瘤が第三眼瞼も巻き込んでいたため、第三眼瞼が反転してチェリーアイが起きています。通常通り整復いたします。他にもいくつかの皮膚腫瘍の切除と歯石除...
  • 鼠径ヘルニア(脱腸)
    8歳7ヶ月のミニチュア・ダックスフンド、男の子です。左鼠径(そけい)部が腫れたとのことでした。左内股の部分です。こぶし大以上あります。右鼠径部と比べれば大きく腫れているのがわかります。左鼠径ヘルニアです。押しても痛みはありませんがヘルニアは元の位置に戻りません。横向け(右ラテラル)の腹部レントゲン写真です。ヘルニア内に腸がはみ出してしまっているのがわかります。お腹の中ははみ出してしまった腸の容積分ぺたん...
  • 萎縮した腎臓
    5歳4ヶ月の男の子です。昨日から吐いているとのことでした。点滴を付けられて不満そうな顔ですね。血液検査において機械で測れないくらいBUNという数値が上がっていました。他にも腎不全であることを示す結果でした。腹部のレントゲン写真では左の腎臓が正常な大きさの半分以下になっていました。恐らく機能していないと思われます。右の腎臓が左の腎臓の分まで今まで働いていたかのように正常よりも大きくなっていました。代償作...
  • 猫の甲状腺機能亢進症
    13歳5ヶ月の男の子です。多飲多尿があるそうです。高齢の猫で多飲多尿があると腎不全を疑ってしまいますね。血液検査で腎不全ではありませんでした。高脂血症があります。血糖値は正常、食後の可能性もありますが脂質の代謝異常も考える必要があります。体重の減少、よく食べるが過食で吐いてもいるようです。活発な動きも見せているようです。このような症状は甲状腺機能亢進症を示唆します。甲状腺ホルモン値を測ったところ正常...

プロフィール

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ファミリー動物病院(調布市)の診療日誌を時間が許す範囲でつけていこうと思います。https://www.familyah-sengawa.com/
これは日々当院に来院される患者さまにその設備などをお披露目する機会がなかなかないので症例を報告しながら見ていただけたらと思います。
症例報告に当たっては我々がどのような病気と日々奮闘してきたかもご覧いただき、参考にしていただけたらと思います。
症例報告なのでやや生々しい画像も含まれることがありますので見るに当たっては自己責任にてお願いします。

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