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  • 副腎皮質機能亢進症
    10歳5ヶ月のMIX、女の子です。左右対称の脱毛部があります。尾も脱毛してラットテイル(ねずみのしっぽ)になっています。ホルモン性の疾患で見られることがあります。腹部の毛も薄く、血管が浮いています。血液検査では肝臓の数値が異常を示していました。副腎皮質機能亢進症の特徴が出ていました。超音波検査を行ったところ、通常の3倍近くに大きくなった副腎が確認されました。やはり副腎皮質機能亢進症のようですね。形がそのま...
  • 新しい心電計導入しました
    新しい心電計を導入しました。もちろん今までもありましたが、やはり医療機器は日々進化しており、とても性能が良くなっています。早速10歳のケアンテリア、女の子で健康チェックです。日々の診断の助けになることでしょう。ファミリー動物病院...
  • 胸水に落ちていたもの
    胸水が貯まるとその分肺が膨らまなくなるため、呼吸が苦しくなってしまいます。猫は胸郭の75%くらい抑制されてやっと呼吸が荒くなります。したがって呼吸が荒くなってからは残り胸郭が25%しかないので急を要します。少しでも胸水を除去出来れば猫は楽でしょう。抜いた胸水には情報が詰まっています。今回は腺癌の細胞が含まれていました。肺に影が見つかっていることから肺癌の可能性が高くなります。肺癌は他の癌からの転移のこと...
  • 猫の汗腺腫
    15歳5ヶ月の女の子です。左目の下のデキモノが大きくなりました。自漬していますね。局所麻酔で切除し、病理検査に送りました。結果次第では拡大手術が必要です。汗腺腫と呼ばれる良性の腫瘍でした。つまり転移もしません。高齢ですから局所麻酔だけで済んでよかったですね。お大事に。ファミリー動物病院...
  • やっぱり乾燥系ジャーキーは危険です
    こういったジャーキー、よく見かけませんか?犬はとっても好きですね。でも、好きだからといって安全だというわけではありません。生後10ヶ月のMIX犬、男の子です。ジャーキーを口にした後、ずっとむせているようです。数時間経っています。主訴からもジャーキーが引っかかっている可能性がありました。喉から胃までのレントゲン写真ですが、実を言うとこの写真の首の後ろあたりにジャーキーを置いてレントゲン写真を撮っているの...
  • レースのカーテンに注意
    4歳のセキセイインコです。レースのカーテンにつかまったところ、爪が伸びすぎていて取れなくなったようです。なんとか離してあげようとハサミで爪を切ったつもりが少し指にかかってしまったようです。出血が止まりません。すでにぶらぶらしてしまった爪を切除して止血処置を行いました。どうしても出血が止まらなければ縫合するつもりでしたがうまくいきましたね。爪が無くなりましたが大きな不便はないでしょう。セキセイインコ...
  • 皮膚組織球腫でした
    先日手術した子の病理組織検査結果は皮膚組織球腫でした。この腫瘍は良性です。この腫瘍は本来過半数が1~2歳の若い犬に見られるます。悪性である肥満細胞腫との鑑別の意味から切除しておいてよかったでしょう。四肢や顔周りに多く見られます。お大事に。ファミリー動物病院...
  • 自分の歯が刺さりました
    3歳の男の子です。左の唇がおかしいですね。なんだかニヤって笑っているみたいですね。左下の犬歯が口を閉じると上の唇にぶつかっています。そして傷をつけて腫れています。なぜでしょう?口を開けて確認したところ、上の犬歯が唇の裏側から刺さってしまって唇が引っかかってしまっていました。珍しいケースです。自分で取れなかったんですね。外そうとしても本人がややパニック状態のようになるので、軽い鎮静で外しました。割と...
  • 喉が腫れた
    12歳5ヶ月のラブラドール・レトリバー、男の子です。ノドが突然腫れました。触診上、硬いしこりではありません。柔らかく指で押すとその痕が残ります。これは浮腫、すなわちむくみの症状です。血行障害が疑われるケースです。胸腔内に病変はありませんでした。付随するリンパ節が腫れていたので細胞診を行いました。動物にむくみが認められたら要注意です。獣医さんに相談しましょう。ファミリー動物病院...
  • 肝臓癌
    先日の黄疸の子です。血液検査で肝臓の数字が異常な上昇を示しており、肝臓にも大きなデキモノができていました。ただし、胆のうは泥状化の後に固形化したと思われる胆汁で満ちていました。病理の結果残念ながら肝細胞癌でした。病態も悪いため予後も心配されます。肝臓の数値が高い場合は、超音波検査などの画像診断もファミリー動物病院では行なっております。...

プロフィール

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ファミリー動物病院(調布市)の診療日誌を時間が許す範囲でつけていこうと思います。https://www.familyah-sengawa.com/
これは日々当院に来院される患者さまにその設備などをお披露目する機会がなかなかないので症例を報告しながら見ていただけたらと思います。
症例報告に当たっては我々がどのような病気と日々奮闘してきたかもご覧いただき、参考にしていただけたらと思います。
症例報告なのでやや生々しい画像も含まれることがありますので見るに当たっては自己責任にてお願いします。

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