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  • 形質細胞腫でした
    先日外科切除した腫瘍は形質細胞腫と呼ばれる良性腫瘍でした。今回の切除で治癒するでしょう。形質細胞はリンパ球の分化した細胞で、慢性炎症の部位に出現するため、この部位に過去に炎症が存在したのかもしれませんね。...
  • 猫の歯の損傷
    12歳10ヶ月のエジプシャンマウ、女の子です。この猫種はこの被毛の模様が良いですよね。室内単頭飼育ですが、突然右下の犬歯が前に飛び出してしまったようです。本人も気になるようです。動揺しているのに自然に抜ける様子はありません。歯根からの細菌の感染も心配です。軽い鎮静をかけて抜歯しました。鎮静前の健康診断で肝臓の数値が高いことも分かりました。高齢の猫の肝臓数値の上昇の原因に甲状腺機能亢進症があり、当院の院...
  • 手術、順調に終わっています
    生後6ヶ月のオリエンタルショートヘアー、女の子です。今日は将来の病気の予防のため、避妊手術を行いました。卵巣腫瘍、子宮蓄膿症、発情前なので乳腺腫瘍などが予防できます。前検査に問題がなかったので、麻酔前投薬を行なってから全身麻酔を施し、心肺系のモニター、点滴を設置して手術スタートです。腹腔内にアプローチして、まず左卵巣の摘出です。摘出にはPKシステムを利用しますので体内に血管結紮糸や金属クリップなどの...
  • 猫のリンパ節過形成
    11歳6ヶ月のメインクーン、男の子です。右第4乳頭付近の皮下が腫れているとのことでした。長径で3cmはあるでしょうか。触診においては腫瘤なのかリンパ節なのか判断しかねました。皮膚型の多発性肥満細胞腫を何度か手術したことがありましたので、肥満細胞腫、他の皮下腫瘍、リンパ節の腫れ、リンパ節への肥満細胞の転移などが考えられました。そこで超音波検査を行いました。黒く描写されているのが腫瘤本体ですが、中に特徴的な...
  • フェレットの肥満細胞腫
    6歳11ヶ月のフェレット、女の子です。右のかかと部上にしこりが出来ました。局所麻酔において直ちに切除いたしました。病理検査の結果、肥満細胞腫でした。フェレットの皮膚のしこりでは非常によく見かけられます。犬では悪性度が高いのですが、フェレットでは切除により完治することが多い良性的な挙動をとることが多いようです。ただし、あちこちにできる多発性や脾臓への転移はよくわかっておらず、今回のように早期に切除する...
  • 電話が不通でしたが復旧しました
    昨日の雹(ひょう)の影響で、6月24日の夕方より病院の電話が使えませんでしたが、6月25日の午後1時頃復旧いたしました。病院は通常通り診察しております。ご迷惑をお掛けしました。ファミリー動物病院...
  • 猫の水腎症
    2歳11ヶ月の猫、女の子です。吐くとのことでした。吐くのは代謝性嘔吐と、消化器系嘔吐に分かれます。同時に出ることもあります。外観上では診断できないこともあるので血液検査を行いました。腎不全であることが分かりました。代謝性嘔吐です。腎不全の治療を直ちに行い、病院では一切嘔吐はなく食欲も改善しました。次に腎不全の追求をすべく超音波検査を行ったところ、水腎症でした。水腎症とは腎臓以降の部分で閉塞が起き、作...
  • このデキモノはなんですか?
    このデキモノはなんですか?と、よく聞かれます。デキモノはいろんな場所にできます。一番目につくのは皮膚でしょうか。他にもあらゆる臓器にデキモノはできます。しかし、残念ながら肉眼所見だけでは診断できません。長年の経験で予測することはできますが確定的ではありません。6歳7ヶ月のポメラニアン、男の子です。左目まぶたの上に赤いデキモノです。色や大きさで診断はできませんので、診断的治療を開始するか病理検査をする...
  • 犬の乳腺癌
    先日乳腺腫瘍の手術を行いましたが、病理の結果が帰って来ました。残念ながら乳腺癌でしたが、乳管への浸潤性が低いということ、一緒に摘出したリンパ節への転移がなかったこと、今回の外科手術で良好な切除状態っだということから期待が持てます。犬の乳腺にしこりができた場合50%は悪性なので小さいうちに早めに切除しましょう。お大事に。ファミリー動物病院...
  • リンパ腫の寛解
    9歳4ヶ月のトイ・プードル、男の子です。11ヶ月前に体表リンパが腫れました。体の表面近くのリンパ節のことで、この子はあごの下の下顎リンパ、膝の後ろの膝窩リンパが腫れておりました。FNAによる確定診断中にも進行が早く、呼吸困難、咳が出始めました。胸部のレントゲン写真を撮影しますと、肺門リンパ節が腫れていました。リンパ腫は抗癌剤の投薬が主な治療法になります。完全に病気がなくなるわけではありませんが、全く生活...

プロフィール

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ファミリー動物病院(調布市)の診療日誌を時間が許す範囲でつけていこうと思います。https://www.familyah-sengawa.com/
これは日々当院に来院される患者さまにその設備などをお披露目する機会がなかなかないので症例を報告しながら見ていただけたらと思います。
症例報告に当たっては我々がどのような病気と日々奮闘してきたかもご覧いただき、参考にしていただけたらと思います。
症例報告なのでやや生々しい画像も含まれることがありますので見るに当たっては自己責任にてお願いします。

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