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  • 手術、順調に終わりました
    昨日診断した症例です。やはり陰部から出血が続いております。乳腺に腫瘍もありました。心臓も落ち着いているので外科のチャンスです。新調した麻酔モニターも早速出番です。開腹した所、診断通り腫大した子宮が出てきました。PKシステムによる摘出なので、短時間に手術できます。心臓への負担が少なくなります。乳腺腫瘍も摘出いたしました。歯石も付着して口臭がありました。手術と上手く並行してきれいにしました。明日退院にな...
  • 一難去ってまた一難
    14歳のMIX犬、女の子です。咳が止まらずに呼吸が荒くなってしまいました。僧帽弁閉鎖不全症があり、肺水腫を引き起こしていました。僧帽弁閉鎖不全症は心臓の中の弁がうまく機能しなくなり、血液循環不全を引き起こす犬の心臓病では最も多い病気です。循環不全で心臓内に血液がうっ血し心臓が腫大してきます。拡大した心臓は周囲の気管を圧迫して咳を出します。循環不全はさらに肺高血圧を起こし、肺の中に血液中の水が漏れていき...
  • 麻酔モニター
    麻酔モニターを買い替えました。安全に麻酔をかけるためには無くてはならない医療機器です。より新しいものに交換しました。麻酔モニターの詳細はこちら。ファミリー動物病院...
  • 猫を探していましたが、見つかりました
    猫を探していらしゃるとの電話を受けましたので、掲載いたします。6月5日の早朝、調布市入間町2丁目付近でいなくなりました。キジ白のオス猫で、1歳の若い猫です。体重は4kg、しっぽは長く先が少し曲がっています。首輪をしていましたが外れているかもしれません。鼻の横に茶色いシミがあるそうです。その後、8月に見つかりました。ご協力ありがとうございました。ファミリー動物病院...
  • 犬の乳腺腫瘍
    4歳6ヶ月のミニチュア・ピンシャー、女の子です。胸にしこりがあるとのことでした。確かに右の第3乳頭付近に大きなしこりがありました。犬は普通、左右五対、計10個の乳頭があります。乳腺腫瘍です。乳腺腫瘍の50%は悪性腫瘍なので、小さいうちに早めに摘出手術を行います。また、このように若い年齢でも発症することがあります。術前の検査で問題がなかったため、予定通り手術を行いました。乳腺腫瘍の発生リスクの一つに性ホルモ...
  • 猫の爪切除術
    生後10ヶ月のスコティッシュフォールド、男の子です。今日は去勢手術のついでに猫の爪切除術の依頼です。去勢手術により前立腺の病気、精巣腫瘍の予防ができ、攻撃性の低下、尿のマーキングの減少などの効果が見込めます。写真はPKシステムにて睾丸を摘出致している所です。去勢手術と並行して爪切除術を行います。日本では欧米ほど盛んな手術ではありませんが、猫は爪を研ぐ生き物なので、人間と共同生活をする上で残念ながら弊害...
  • 犬の皮角
    15歳6ヶ月の柴犬、女の子です。手の裏の肉球から角のようなものがせり出しています。触ると硬く、爪のようですが、爪ではありせん。肉球から発生しています。皮角はゆっくり成長するそれそのものは良性病変で、全身どこでもできることがあります。根元に皮膚の癌などが存在していることがあるため切除したほうがよいでしょう。切除しやすい位置だったので、その場で切除しました。お大事に。ファミリー動物病院...
  • 犬のストルバイト尿砂粒症
    10歳3ヶ月のトイ・プードル、女の子です。血尿、頻尿とのことです。採尿したところ、尿は確かに真っ赤でした。尿を遠心分離器にかけ、尿沈渣を観察することで原因を探ります。すると、ストルバイトと呼ばれる結晶がたくさん見られました。こちらは顕微鏡の写真です。血尿しているので、尿沈渣の中には赤血球はもちろんあるのですが、白血球がたくさん見られました。これは感染を示唆しています。細菌性膀胱炎が存在しています。細...
  • 三日月の傷の謎?
    11歳8ヶ月の柴犬、男の子です。背中の皮膚に割と大きな三日月型の脱毛部がありました。皮膚は黒く色素沈着を起こしていますから、受傷日あるいは皮膚病を起こしてからある程度時間が経っている事を表しています。皮膚が黒ずむのは治癒過程でも見られるので直ちに悪い病気というわけではありません。脱毛部の中央にはカサブタがあり、外傷のようです。それにしてもきれいな弧を描いています。よくよく問診で飼い主さんの記憶を辿っ...
  • フェレットの慢性下痢
    年齢不詳(5歳以上)、フェレットの男の子です。慢性の下痢です異物などの摂取、毛球症なども多いため腹部の超音波検査を行いました。まず、脾臓に腫瘤ができていることが分かりました。脾臓の腫大も見られます。フェレットでは多く見られる所見です。大きくなった臓器による腸管の圧迫でも慢性的な下痢を引き起こす可能性があります。念のためにFNA(注射針による細胞診)を行いました。腹腔内のリンパ節がいくつか腫大していました。...

プロフィール

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ファミリー動物病院(調布市)の診療日誌を時間が許す範囲でつけていこうと思います。https://www.familyah-sengawa.com/
これは日々当院に来院される患者さまにその設備などをお披露目する機会がなかなかないので症例を報告しながら見ていただけたらと思います。
症例報告に当たっては我々がどのような病気と日々奮闘してきたかもご覧いただき、参考にしていただけたらと思います。
症例報告なのでやや生々しい画像も含まれることがありますので見るに当たっては自己責任にてお願いします。

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