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  • 爪の伸びすぎに注意
    8歳9ヶ月のミニチュア・ピンシャー、男の子です。元気が良すぎたのか?親指の爪を折ってしまいました。爪を折ったりとか剥いだりするトラブルは結構多く見かけます。出血も思ったよりも多いので驚かれると思います。散歩などで爪は摩耗していきますが、どうしても親指の爪は地面ですり減らないので伸びがちです。緩めに付けた首輪やリードとのつなぎ目の金具に引っ掛けやすいのです。定期的に伸びすぎていないかチェックしましょう...
  • 耳血腫の処置
    先日の猫の耳血腫の症例です。耳血腫の治療は耳の軟骨と皮膚の間にたまった液体(多くは血液や血漿)をなるべく長くの間空にしておき、軟骨と皮膚の癒着をもって液体がたまるスペースを無くして治療します。通常耳介切開や注射器で抜くことで直していきますが、それだけではすぐにたまってしまい治療が長引くこともあります。そこで今回は切開だけではなく、円形に皮膚を切除しておくことで穴を作りました。この穴から常に排液されて...
  • 手術、順調に終わっています
    生後6ヶ月のマルチーズ、女の子です。今日は将来の病気の予防のため、避妊手術を行いました。卵巣腫瘍、子宮蓄膿症、発情前なので乳腺腫瘍などが予防できます。術前検査に問題がなかったので、麻酔前投薬を行なってから全身麻酔を施し、心肺系のモニター、点滴を設置いたします。お腹の毛を刈って消毒を行い、皮膚切開で手術開始です。皮膚の下の脂肪などの皮下織を切開し、腹壁の露出を行っていきます。白線と呼ばれる血行の乏し...
  • 猫のサナダムシ
    1歳4ヶ月のメス猫です。お尻に虫が這っているとの事です。これは瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)と言う猫の小腸に寄生する寄生虫です。一般的にはサナダムシというとわかりやすいかもしれません。この白い米粒(片節)みたいな中に瓜実条虫の卵がいっぱい詰まっていて、これをノミの幼虫が食べることにより、ノミの体内に移動します。そのノミが成虫となり、猫の体に付くと猫はノミでかゆくなり、自分の体中をペロペロとなめます。そ...
  • 転移する癌
    15歳位のミニチュア・ダックスフンド、女の子です。こちらは1年位前の胸部レントゲン写真です。特に問題はありません。この後、乳腺癌と皮膚扁平上皮癌をほぼ同時期に患ってしまいました。肺野に白い影がいっぱいできています。肺への癌の転移所見です。癌は良性腫瘍とは違い、この様に他の臓器に病変を移すのが怖いんですが、何かできることをしていこうと思います。お大事に。ファミリー動物病院...
  • 外猫ちゃんの迎え入れ
    生後4ヶ月位のノラネコちゃん、女の子です。春から見かけていたそうですが、慣れてきたそうなのでいよいよ家に迎え入れるそうです。家には先住猫ちゃんがいるそうです。感染性疾患があるといけないので、しばらくは接触させないように飼いましょう。血液検査でわかる猫エイズ、猫白血病は陰性でした。良かったです。ただし、便には回虫の卵がいっぱい出ていました。便はきちんと始末しないと感染源になりそうです。避妊手術もその...
  • 手首にできたしこり
    13歳のラブラドール、男の子です。右手首にしこりができたとのことです。確かに左手首と比べても腫れています。柔らかいしこりで、触っても痛がりません。少し手をかばっていたとのことでしたが、FNA(注射針による細胞診)を行った所、脂肪腫のようでした。確定診断に病理検査医に送りましたが、特に手をかばった責任病変ではないようです。現在問題ないので良いでしょう。お大事に。ファミリー動物病院...
  • アキレス腱にできた腫瘍
    14歳5ヶ月のチベタンテリア、男の子です。左のかかと、ちょうどアキレス腱に付着するようにしこりがありました。柔らかい腫瘍で、脂肪腫と間違えそうですが、FNA(注射針による細胞診) で否定的であったので、本日切除致しました。膠原線維由来の良性腫瘍でしたが、アキレス腱を傷つけないように剥離するのが難しい症例でした。無事摘出できてよかったです。お大事に。ファミリー動物病院...
  • 犬のマラセチア性皮膚炎
    8歳のシーズー、男の子です。全身が脂でベトベトし、独特の臭いがします。例えるなら部屋干しの衣類のような?皮膚は赤みをおび、痒みがあります。フケも多いです。マラセチア性皮膚炎です。マラセチアはカビの仲間です。犬の皮膚や耳の中に正常な子でも少数いますが、これが増えすぎてしまう病気です。やはり外耳炎もあります。耳が赤く、耳道が肥厚して独特な臭いがあります。治療は最近ではMMD療法と言って、外用療法が有用なケ...
  • 猫の耳血腫
    3歳4ヶ月のオス猫ちゃんです。本来立っていた右の耳が垂れてきました。本人は気にしている様子はありません。耳の中もきれいです。耳の先に血液が溜まっていました。耳血腫です。耳介の軟骨と皮膚は通常ひっついております。しかし何らかの原因でその間の毛細血管が切れたりすると出血しこぶを作ってしまいます。それが耳血腫(じけっしゅ)です。犬や猫、人にもあります。犬ではゴールデン・レトリバーに多いです。耳血腫は耳が変形...

プロフィール

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ファミリー動物病院(調布市)の診療日誌を時間が許す範囲でつけていこうと思います。https://www.familyah-sengawa.com/
これは日々当院に来院される患者さまにその設備などをお披露目する機会がなかなかないので症例を報告しながら見ていただけたらと思います。
症例報告に当たっては我々がどのような病気と日々奮闘してきたかもご覧いただき、参考にしていただけたらと思います。
症例報告なのでやや生々しい画像も含まれることがありますので見るに当たっては自己責任にてお願いします。

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