FC2ブログ
  • 犬の変形性脊椎症
    15歳6ヶ月のトイ・プードル、女の子です。抱くと背骨のゴリゴリ音が触知されます。腰椎のレントゲン写真です。赤い矢印が責任病変です。左右緑の矢印先との違いを見てください。骨と骨の間の椎間板がすり減って無くなっています。こうなると骨と骨の間のクッションがなくなるためゴリゴリした音が感じ取れます。本人に痛みや運動麻痺はありません。本人の1年前のレントゲン写真です。椎間板の摩耗は軽度です。老齢性変化の1つでし...
  • ゴキブリ粘着シートに注意
    生後8ヶ月のジャンガリアン・ハムスター、男の子です。ゴキブリ捕獲用の粘着シートにくっついてしましました。うまく剥がしたようですがネチャネチャしています。魔法の粉?小麦粉です。ネチャネチャは残しておくといろんな物をくっつけたり何よりも自分が動けなくなったりして大変です。だから先に何かをくっつけてしまえば良いわけです。小麦粉ならなめても害がありません。そしてダマにして粘着剤を取ります。猫でもよくゴキブ...
  • 犬の腎嚢胞
    16歳6ヶ月のミニチュア・ダックスフンド、女の子です。今日は腹部の超音波検査です。蛋白漏出性腸炎の疑いでの検査でした。左の腎臓に嚢胞がありました。腎嚢胞です。角度を変えて見ました。割と大きいですね。中は液体でほとんどのケースで尿の貯留が認められます。体表に近いので注射で抜くことは可能ですが腹部への尿の漏れが懸念されます。通常は腎機能障害、腹部への違和感がなければ治療の必要はありません。猫やフェレット...
  • 犬の尿石症
    11歳4ヶ月のトイ・プードル、女の子です。血尿とのことでした。頻尿はないようです。尿検査においては赤血球とストルバイトの結晶が確認できました。腹部のレントゲン写真では問題ありませんでした。尿中にこのような大きな石が排泄されたようです。メス犬はオス犬と違い細く長い尿道がありませんので尿石も排出されることがあります。石の種類により原因、対策をすることができるので結石分析を行います。尿石も尿管や尿道など尿...
  • 猫の咬傷
    8歳7ヶ月のMIX猫、男の子です。去勢手術を受けておりますが、よく外に出て他の猫とケンカしています。今回は左のお尻です。大きな穴と小さな穴が見えます。牙の痕でしょうか。化膿しています。爪ではあまり化膿しませんので咬まれたのでしょう。咬まれて数日してから膿んできます。発熱して食欲がなくなるケースもあります。また、この子は外へ出る猫用のワクチンを注射させて頂いておりますが、感染症も心配です。お尻の怪我です...
  • 犬の椎間板ヘルニア
    5歳3ヶ月のミニチュアダックスフンド、男の子です。主訴はなんとなく元気がないとのことでした。元気消失という症状は多くの病気に当てはまるので典型的なものではありません。確かに胃に食事も入っているし便も出来上がっているので食欲はあるようです。レントゲン写真を撮影したのはミニチュアダックスフンドという犬種なので椎間板ヘルニアによる痛みを疑ったからです。しかしながら腰椎の圧痛は確認できませんでした。答えを先...
  • 鼻の腺癌の治療
    鼻の腺癌の症例です。鼻血、くしゃみという症状より鼻腔内腺癌を発見し、放射線療法及び抗癌剤投与を行っております。本日は抗癌剤投与の日です。現在は症状もなく、癌の縮小も認められとても順調です(左の写真が発見時、右の写真が現在)。現在は3週間毎に投薬しております。一般状態も良好です。お大事に。ファミリー動物病院...
  • 犬の鼻血
    15歳6ヶ月のミニチュア・ダックスフンド、男の子です。左の鼻から出血したとのことでした。鼻からの出血の多くは犬歯の根元が膿んでいるか鼻の中の腫瘍がほとんどの原因を占めます。今回は口腔鼻腔瘻(ろう)すなわち歯の問題でした。抜歯をしないと間欠的に出血が止まりません。犬歯は歯根が大きく深いので大きな穴が空きます。穴からは鼻の中が見えています。歯の出血が鼻の中に抜けていたんです。穴をそのままにしておくと飲水や...
  • 猫のホルネル症候群(7月20日の記事です)
    11歳5ヶ月のスコティシュホールド、女の子です。右目がおかしいとのことでした。瞳孔不同性があります。瞳孔(黒目)の大きさが左右で違うことです。右の瞳孔が縮まり(縮瞳)、小さくなっています。この場合は小さくなっている方が正常で、大きくなってしまう(散瞳)側の異常ではないかと考える必要がありますが、本症例は右目の第三眼瞼も飛び出してきているのでやはり縮瞳してる側に異常があると見るべきでしょう。よく見ると右目の...
  • 犬の股関節脱臼
    15歳9ヶ月のトイ・プードル、男の子です。室内においていつの間にか左後ろ足をかばって歩き出したとのことでした。レントゲン写真を撮影した所、左股関節が脱臼していました。本来は赤の矢印先が緑の矢印先である凹部にはまってないといけません。大きくずれています。股関節に脱臼しやすい基礎疾患があるとは思えません。ソファーより飛び降りただけでも脱臼することはありますので、定かではありませんが外的圧力が加わったので...

プロフィール

familyanimalhospital

ファミリー動物病院(調布市)の診療日誌を時間が許す範囲でつけていこうと思います。https://www.familyah-sengawa.com/
これは日々当院に来院される患者さまにその設備などをお披露目する機会がなかなかないので症例を報告しながら見ていただけたらと思います。
症例報告に当たっては我々がどのような病気と日々奮闘してきたかもご覧いただき、参考にしていただけたらと思います。
症例報告なのでやや生々しい画像も含まれることがありますので見るに当たっては自己責任にてお願いします。

月別アーカイブ