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  • 犬の股関節脱臼
    14歳11ヶ月のトイ・プードル、女の子です。抱っこしていたら誤って落ちてしまったとのことでした。右の後ろ足をかばって痛がっております。運悪く右の股関節が脱臼しております。正攻法であれば麻酔下において非観血的または外科的に整復すべきでしょう。ただ、本症例においては重度の腎不全があり、すでに腎性貧血も存在しているため麻酔によるリスクを回避できる状態ではありません。股関節による生命の危険はありませんが、痛み...
  • 喉の腫瘍
    10歳のトイ・プードル、男の子です。呼吸が荒いとのことでした。深呼吸のような呼吸です。こちらは正常な犬の喉付近の横向けレントゲン写真です。空気は黒く描写されますので気管は黒い道のように写ります。本ケースのレントゲン写真です。喉に腫瘍があるようです(緑矢印)。腫瘍に圧迫されて気管が狭められています(赤矢印)。これでは呼吸しにくいです。喉には風船のような腫瘍です。窒息の原因となります。そういえば最近通常より...
  • 大きな眼瞼腫瘍
    15歳9ヶ月のスコティッシュテリア、女の子です。左目の半分を覆うかのような大きな腫瘍です。腫瘍が角膜表面に当たるため目やにも出ています。切除後、病理検査に送りました。スコティッシュテリアはメラノーマの好発犬種なので心配されるところです。お大事に。ファミリー動物病院...
  • 犬の僧帽弁閉鎖不全症
    11歳3ヶ月のマルチーズ、男の子です。最近咳が増えたとのことでした。聴診にて心雑音があり、僧帽弁閉鎖不全症が存在していました。これは初期の頃の写真です。レントゲン写真では①心臓のサイズ、②気管の位置、③肺の状態を見ます。本日の写真です。①の心臓のサイズが大きくなっています。特に赤い円の部分は拡張しています。それに伴い②気管が背骨側に挙上しています。こういった僧帽弁の閉鎖不全による血液の逆流・うっ血が心拡張...
  • 犬の耳ダニ症
    1歳7ヶ月のトイ・プードル、女の子です。耳を痒がるとのことでした。耳垢が多かったので検査をしたところ、耳ダニがいました。耳ダニの寄生は大変痒がります。卵も確認できたので、繁殖しているようです。駆虫薬を投薬します。同居犬がいる場合は症状がなくても投薬します。お大事に。...
  • 犬の避妊手術
    生後6ヶ月のトイ・プードル、女の子です。今日は将来の病気の予防のため、避妊手術を行いました。子宮蓄膿症、発情前なので乳腺腫瘍などが予防できます。術前検査に問題がなかったので、麻酔前投薬を行なってから全身麻酔を施し、心肺系のモニター、点滴を設置いたします。お腹の毛を刈って消毒を行い、皮膚切開で手術開始です。皮下織を剥離し、白線と呼ばれる血行の乏しい腹壁中央部を露出しているところです。露出させた白線部...
  • 犬のアレルギー性皮膚炎
    2歳3ヶ月のヨークシャーテリア、男の子です。下腹部中心に赤く広範囲で皮膚が赤く、痒みを伴っていました。人で言う花粉症が犬の場合では皮膚のかゆみで出ることがとても多いです。花粉症は花粉がアレルギーの元、すなわちアレルゲンとなりますが、犬のアレルギー性皮膚炎のアレルゲンを探すことも時として必要となります。アレルゲンが花粉やハウスダウトだと完全に除去することは難しいかもしれません。特定の食事に対してアレル...
  • 良性の乳腺腫瘍でした
    先日摘出した乳腺腫瘍は良性の腫瘍でした。一安心です。発情した経験を持つ子は乳腺の過形成などで腫瘍を形成することがよくあります。お大事に。ファミリー動物病院...
  • ハムスターの子宮蓄膿症
    1歳10ヶ月のゴールデンハムスター、女の子です。元気がなく、陰部より黄色い膿が出ています。正常な子でも発情時に認められることもありますが、出血したこともあったようです。腹部の超音波検査でも腫大した子宮を確認できました。子宮蓄膿症です。犬や猫でも一般的によく見られる病気です。内服ではなかなか反応しないので、外科手術が必要となることもあります。お大事に。ファミリー動物病院...
  • 鼻すじにできた皮膚の炎症
    13歳のトイ・プードル、男の子です。左の鼻筋が突然腫れて、血膿が吹き出したとのことでした。鼻腔との貫通はないようですが、鼻血が出てことがあるとのことでした。鼻腔の天井部に近いので、歯根炎の可能性は低いと思われます。鼻の腫瘍を心配しましたが、細胞診検査では炎症とのことでした。細胞診検査では核の部分が採取できていないこともあるため、一概に腫瘍を否定はできません。鼻の中を深く観察するためにはやはりCTスキャ...

プロフィール

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ファミリー動物病院(調布市)の診療日誌を時間が許す範囲でつけていこうと思います。https://www.familyah-sengawa.com/
これは日々当院に来院される患者さまにその設備などをお披露目する機会がなかなかないので症例を報告しながら見ていただけたらと思います。
症例報告に当たっては我々がどのような病気と日々奮闘してきたかもご覧いただき、参考にしていただけたらと思います。
症例報告なのでやや生々しい画像も含まれることがありますので見るに当たっては自己責任にてお願いします。

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