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  • 猫の耳ダニ
    13歳の外猫です。耳を出血するくらい掻いていたそうです。耳垢を採取して顕微鏡で確認したところ、耳ダニがいました。交接しておりましたので耳道内で繁殖しているようです。耳ダニは激しいかゆみが特徴です。駆虫薬を投薬いたします。お大事に。ファミリー動物病院...
  • 多発性脂腺上皮腫及びアポクリン腺腫でした
    先日切除された自潰した腫瘍は脂腺上皮腫でした。皮膚の皮脂腺由来の腫瘍で良性腫瘍ですが、悪性との中間にあるとのことなので切除できてよかったです。切除状態も完全に取り切れているとのことでした。また、眼瞼近くにできていた腫瘍はアポクリン腺腫でした。こちらは皮膚におけるアポクリン腺由来の良性腫瘍でした。多発性なのでまたいろいろな所にできてしまうかもしれません。なるべく小さいうちに切除しましょう。お大事に。...
  • 犬の歯周病
    9歳のトイ・プードル、女の子です。。口臭がひどいとのことでした。すでに何本かの歯はなくなっており、重度の歯石付着、歯の動揺が認められました。術前の血液検査などで内科疾患の存在はありませんでしたので、歯の処置を行いました。左の上犬歯も動揺しております。動揺している歯は全身への細菌感染の助長や出血、慢性的な痛みの原因となりますので抜歯いたします。とてもきれいになり口臭もなくなりました。最近歯の治療がと...
  • 変形性脊椎症による後ろ足の麻痺
    16歳3ヶ月のトイ・プードル、男の子です。背中の骨はフレキシブルに動かせるように首は7個、胸は13個、腰は7個の骨で構成されています。この数は人やキリンでも概ね同じです。骨と骨の間にはクッションが存在し、椎間板と呼ばれています。上の写真はこの子の健常時の胸~腰の写真です。椎間板は軟骨ですから雑な言い方をすれば放射線は透けます。したがって矢印先のように骨と骨の間の黒い線となって描写されます。脊髄神経は緑の...
  • 犬の高脂血症
    8歳10ヶ月のトイ・プードル、男の子です。春の健康診断において血液検査を行ったところ高脂血症であることが分かりました。血液は赤いですが、赤い液体ではありません。液体の中に赤いつぶつぶがあるから赤く見えているだけです。赤いつぶの正体は赤血球です。したがって血液を放置しておくと赤いつぶの赤血球は個体ですから重力で下に沈み、赤いつぶの層と液体の層ときれいに分かれます。写真右の血液は液体部分(血漿)が透明です...
  • 犬の多発性皮膚腫瘍
    13歳のアメリカン・コッカー・スパニエル、女の子です。右耳の外側の皮膚腫瘍が大きくなり、自潰して出血を繰り返しています。犬の皮膚腫瘍は年齢を重ねるごとに増えていきます。個体差はありますが、体のあちこちにできる(多発性)ことがよくあります。最初は小さくてもこのように大きくなって出血を伴うことがあります。大きくて出血をしているケースでは腫瘍自体を取り除かないと止血できません。うまく切除できました。右の頬に...
  • 犬の歯周病
    10歳10ヶ月のトイ・プードル、男の子です。口臭がひどいとのことでした。すでに何本かの歯はなくなっており、重度の歯石付着、歯の動揺が認められました。術前の血液検査などで内科疾患の存在はありませんでしたので、歯の処置を行いました。左の上犬歯も動揺しております。動揺している歯は全身への細菌感染の助長や出血、慢性的な痛みの原因となりますので抜歯いたします。同じように右の下の犬歯も動揺しております。とてもきれ...
  • 犬の子宮内膜炎
    14歳9ヶ月のポメラニアン、女の子です。陰部より発情時とは違う出血です。血膿のようです。腹部の超音波検査により壁が肥厚し、内腔に液体を貯留して腫大した子宮が確認されました。子宮内膜炎のようです。貯留物が膿になれば子宮蓄膿症です。重症化しないうちに卵巣及び子宮の摘出を行います。腹壁を切開して腹腔内にアプローチします。まず左の卵巣から摘出しました。卵巣には卵胞(矢印)が認められました。摘出にはソノサージを...
  • 犬の血尿
    9歳1ヶ月のトイ・プードル、男の子です。尿に血が交じるとのことでした。頻尿もあるようです。男の子なので頻尿の場合は残尿感で回数が増えているのか、貯まっている尿が出せないのかを判断します。後者の場合は緊急性が高いからです。今回のケースは残尿感によるものでした。腹部レントゲン写真では膀胱(緑の円)内の尾側(写真右の方)に白い影(赤矢印)が写っていました。膀胱結石の場合は通常膀胱が球体なので結石は膀胱中央に写る...
  • 犬の胃の腫瘤
    16歳1ヶ月のビーグル、女の子です。最近吐くことが多く、食欲が無いとのことでした。血液検査、レントゲン検査では問題がありませんでしたので、腹部の超音波検査を行いました。胃の入口付近、いわゆる噴門近くに1.2cmの腫瘤があることが分かりました。腹部の超音波検査は麻酔をかける必要がないため、ハイリスクな患者様でもスクリーニング検査としてはかなり有用です。異常があると分かった上では、麻酔下におけるCTスキャナー、...

プロフィール

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ファミリー動物病院(調布市)の診療日誌を時間が許す範囲でつけていこうと思います。https://www.familyah-sengawa.com/
これは日々当院に来院される患者さまにその設備などをお披露目する機会がなかなかないので症例を報告しながら見ていただけたらと思います。
症例報告に当たっては我々がどのような病気と日々奮闘してきたかもご覧いただき、参考にしていただけたらと思います。
症例報告なのでやや生々しい画像も含まれることがありますので見るに当たっては自己責任にてお願いします。

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