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フェレットの脱毛


4歳2ヶ月のフェレット、男の子です。尾の付け根、背側が無病変性の脱毛を起こしております。フェレットで特に多い、副腎皮質機能亢進症による脱毛が類症鑑別のため必要となります。


フェレットで副腎皮質機能亢進症を診るには血液検査よりも超音波検査によって副腎の大きさ、形を診ることが最も重要となります。犬のように血液検査では確定診断できません。こちらは左副腎ですが、問題ありません。


副腎は左右1個あるため、右の副腎も確認しました。こちらも問題ありません。病気の場合は、大きくなったり形が不整だったりします。また、副腎皮質機能亢進症のケースでは男の子の場合前立腺が大きくなり、ひどい場合には尿が出せなくなることもありますが、本例では異常ありませんでした。今回の脱毛は副腎皮質機能亢進症では無いようです。先月より脱毛しておりましたので、時期的に季節性脱毛の可能性があります。温度、日照時間の変化によるホルモンの分泌不均衡が原因と言われる季節性尾部脱毛症です。尾に限局的で、6月から12月に多く見られます。特に治療をしなくても毛が生えてくることが一般的です。お大事に。ファミリー動物病院

プロフィール

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ファミリー動物病院(調布市)の診療日誌を時間が許す範囲でつけていこうと思います。https://www.familyah-sengawa.com/
これは日々当院に来院される患者さまにその設備などをお披露目する機会がなかなかないので症例を報告しながら見ていただけたらと思います。
症例報告に当たっては我々がどのような病気と日々奮闘してきたかもご覧いただき、参考にしていただけたらと思います。
症例報告なのでやや生々しい画像も含まれることがありますので見るに当たっては自己責任にてお願いします。

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