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犬の避妊手術


生後7ヶ月のMIX、女の子です。今日は将来の病気の予防のため、避妊手術を行いました。卵巣腫瘍、子宮蓄膿症などが予防できます。また、最初の発情が来る前なので、乳腺腫瘍の発生リスクが低くなります。これらの病気は中高齢以降、とても好発する病気です。


術前検査に問題がなかったので、手術開始です。麻酔前投薬を行なってから全身麻酔を施し、心肺系のモニター、点滴を設置いたします。お腹の毛を刈って消毒を行い、皮膚切開後、皮下織を丁寧に剥離し、腹壁を露出しているところです。


白線と呼ばれる血行の乏しい腹壁部を切開し、いよいよ腹腔内にアプローチします。


左子宮を持って体外にけん引し、左卵巣を摘出しているところです。摘出にはPKシステムを利用しますので体内に血管結紮糸や金属クリップなどの異物を残しません。これらの異物反応である将来的な肉芽腫形成を抑制できます。また、従来は糸で結んだりする時間が必要だったので、非常に短時間で安全に手術できます。


同じように今度は右卵巣を摘出しているところです。


犬は双角子宮なので、子宮が左右に分かれています。けん引して左右が1本になった所で子宮を摘出します。子宮もPKシステムにて摘出いたします。


左右の上の犬歯は乳歯が残っている(乳歯遺残)ため、すでに歯間にゴミが詰まっています。


抜歯をして手術終了です。日帰り手術となります。お大事に。ファミリー動物病院

プロフィール

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ファミリー動物病院(調布市)の診療日誌を時間が許す範囲でつけていこうと思います。https://www.familyah-sengawa.com/
これは日々当院に来院される患者さまにその設備などをお披露目する機会がなかなかないので症例を報告しながら見ていただけたらと思います。
症例報告に当たっては我々がどのような病気と日々奮闘してきたかもご覧いただき、参考にしていただけたらと思います。
症例報告なのでやや生々しい画像も含まれることがありますので見るに当たっては自己責任にてお願いします。

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