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犬の脾臓摘出術




9歳11ヶ月のMIX犬、男の子です。本日は歯のクリーニングの依頼です。施工前の検査において血液検査は問題ありませんでしたがレントゲン写真を撮影したところ、脾臓の形がおかしい(矢印)ことに気付きました。




脾臓の超音波検査を行ったところ、脾臓に大きな腫瘤ができていました。脾臓は最重要な生理活動を行っていないため症状を訴えることがとても少ないです。通常は腫瘤が破れてお腹の中で出血し、急にぐったりすることで発見されます。今回は早期に発見できたと言えるでしょう。




急遽脾臓摘出手術を行いました。開腹し、脾臓を体外へ牽引したところです。診断通り脾臓に大きな腫瘤があります。



脾臓へは動脈が何本も入り込んでいます。通常ならその1本1本を糸やクリップで止血しながらの手術になりますのでその分の時間を要します。しかし、ファミリー動物病院ではソノサージを使用するため止血と同時に切除することが可能です。短時間で摘出できます。


摘出した脾臓です。病理検査に送ります。


お願いされていた歯のスケーリングです。


手術と同時に終了しました。きれいになりましたね。ファミリー動物病院

プロフィール

familyanimalhospital

ファミリー動物病院(調布市)の診療日誌を時間が許す範囲でつけていこうと思います。https://www.familyah-sengawa.com/
これは日々当院に来院される患者さまにその設備などをお披露目する機会がなかなかないので症例を報告しながら見ていただけたらと思います。
症例報告に当たっては我々がどのような病気と日々奮闘してきたかもご覧いただき、参考にしていただけたらと思います。
症例報告なのでやや生々しい画像も含まれることがありますので見るに当たっては自己責任にてお願いします。

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